藤沢市教育委員会がこのほど、2012年度「児童・生徒の問題行動等調査」の結果を公表し、市内公立小中学校のいじめや暴力行為、不登校の認知件数が前年と比べ減少したことを明らかにした。
調査によれば、12年度に学校が把握したいじめの件数は85件で、小学校21件、中学校が64件だった。11年度の合計は89件(小学校13件、中学校76件)だったため、全体では4件の減少となっている。同委員会は、認知したいじめへの対処として各学校が行った取り組みにより、12年は85件中82件のケースが「解消」または「一定の解消」に繋がったとしている。県内の調査結果では、12年度の小・中・高などのいじめ認知件数は6925件で、前年の4283件から2642件増加した。
同委員会は「藤沢市では以前から問題行動などへの対処に力を入れているため、今回の結果に繋がったのでは。今後も各学校への支援を続けていきたい」とした。
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