藤沢商工会議所が現在建設を進めている産業拠点施設(通称)「ミナパーク」の施工を請け負った(株)門倉組、(株)湘南営繕協会、ミヤマ建設(株)からなる共同企業体は2月13日、4月5日(土)に開催される「第22回大相撲藤沢場所」の入場券200人(100万円)分を藤沢市教育委員会に寄贈した。
これは同共同企業体が市内小中学生に大相撲を楽しんでもらうことを目的に実施されたもので、企業体の代表を務める門倉組の小澤幸喜代表取締役社長から吉田早苗教育長に入場券が手渡された。
当日は同場所勧進元である湘南営繕協会の最上重夫代表取締役から寄贈の経緯を説明。同場所では前回から桟敷席を60cm四方から70cm四方に変更したことで観客席が約1000席減少。入場料の収入が減少する中、小中学生の招待事業を継続していきたいという同場所実行委員会の依頼を受け、3社が協力して入場券を贈ることとなった。
小澤社長は「経済のシンボル的な建物である商工会議所の建設を通じて、こうした機会に携われたことをうれしく思う」と話し、吉田教育長は「子どもたちに温かい思いをいただいた。小さい頃に本物を見ることのすばらしさは何にも代えがたい宝になる」と謝辞を述べた。
寄贈式に同席した藤沢場所先発親方の錣山(しころやま)親方(元関脇寺尾)は「小中学生の招待は相撲界の未来のためにも喜ばしいこと。関係者の皆様に感謝したい」と語った。
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