1月26日に亡くなった塩田豊永藤沢商工会議所名誉会頭(享年88)の「お別れの会」が2月27日に藤沢市民会館で行われ、関係者や市民ら約250人が弔問に訪れた。
塩田氏は1926(大正15)年横浜市鶴見区生まれ、49年に東京商科大学(現一橋大学)を卒業。
67年に藤沢商工会議所常議員となり、同商議所の役員を40年以上にわたり務め、副会頭5期、会頭4期を歴任。同商議所の最高責任者として藤沢市内の経済発展や産業振興などに尽力した。
89年には関東通商産業局長表彰を受け、90年に藍綬褒章、98年には日本商工会議所会頭表彰、2002年には勲四等瑞宝章を受章している。
同商議所の田中正明会頭は「藤沢市の経済団体にとってかけがいのない方を失い誠に残念。藤沢市の産業振興に全力をあげて取り組み、故人の遺志を引き継いでいく。どうか見守ってほしい」と故人への感謝の言葉を述べた。
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