福島県で制作されたつるし雛を展示し復興支援につなげようと、4月12日(土)と13日(日)、「今を生きる避難先の仲間と作品展『春ほのぼの』in湘南台」が湘南台駅地下イベント広場で開催される。時間は午前10時から午後5時(13日は16時)まで。主催は春ほのぼのin湘南台実行委員会。
この企画は東日本大震災と原発事故の後、和布細工工房「ほのぼの」の指導者・高原カネ子さんが、福島県双葉郡楢葉町から湘南台に避難してきたことがきっかけ。「ほのぼの」では現在、40代から80代までの60人を超える人たちが、つるし雛や和布作品を制作している。昨秋、藤沢市民から集めた着物ケース11箱分を寄贈したことから、今回はその着物で作ったつるし雛が展示されるという。
高原さんは震災から3年経った今も避難生活を強いられており、「仮設住宅の中で、朝目覚める張り合いが見つかり生き生きできるようになった」と話す。
イベントでは作品展のほか東北物産展や、元・アルマカミニイトのエリックさんのコンサート、篠笛奏者の岸田晃司さんと邦楽打楽器奏者の千代園剛さんによるコラボ演奏も行われる。
協賛金を募集
同実行委員会で現在、「ほのぼの」の活動資金となる協賛金を募集している。個人の場合は寸志で、商工業者は1口5000円から、法人企業は2口10000円からとなっている。
問合せは星谷さん【携帯電話】090・7010・0511、または能村さん【携帯電話】090・4923・3093へ。
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