理想の市民マラソン考える 有識者らが意見交換
「市民マラソンサミットin湘南」が3月24日、J:COM湘南会議室で開かれた。湘南国際マラソン実行委員会(河野太郎実行委員長)が主催。
これは、質は高くコストは安く抑え、市民ランナーも地域も楽しめるマラソン大会とはどういうものか、今後の市民マラソンのありかたを考えようと開かれた。東京、京都、奈良などからマラソン関係者が集まった。
地域との関わりも議論
サミットは2部制で、第1部は「地域と市民スポーツ」がテーマ。パネリストには(株)湘南ベルマーレの眞壁潔代表取締役や(株)横浜DeNAベイスターズの壁谷周介部長、元世界陸上マラソン日本代表の市河麻由美氏ら7人が参加。市民スポーツの重要性や地域とスポーツの取組みなどに関して意見を交わした。
第2部では「市民マラソンのあるべき姿」をテーマに、具体的な問題が話し合われた。パネリストには、東京マラソン財団の早野忠昭事業担当局長、東海大学医学部の本多ゆみえ医師、市民ランナーの中川勇氏ら7人が参加。
大勢のランナーが一斉スタートするときの安全対策、人口が少ない市町村で苦労しているボランティアの募集方法などが議論された。また、質は高くコストは安く抑える大会運営費の課題や「理想とするマラソン大会像」についてディスカッション。リピーターづくりや他にない楽しみ、地域性を生かした特徴ある内容や規模など活発な意見が飛び交った。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>