藤沢の魅力MV(ミュージックビデオ)で世界に 文化や人をアピール
ファレル・ウィリアムスの楽曲「Happy」に合わせて踊る動画の藤沢版が企画され、5月から撮影が始まった。藤沢が誇れる文化や人の魅力を、ミュージックビデオを通して全世界へ発信しようという試み。
YouTubeで再生回数2億回を突破し世界から注目を集めているのが、「Happy」に合わせて様々な人が踊るミュージックビデオ。これに影響され世界各国の都市バージョンが作成され公開されるなど、現在大きなブームを巻き起こしている。
藤沢版は、映像制作会社・フジサワネット(善行)の本白水(もとしろみず)智也さんが企画。踊りの指導やキャスティングなどで、ダンス教室・イエローブラック(南藤沢)の鈴木隆久さん、スタジオ・ロンド(南藤沢)の杉澤健太さんが協力する。3人は「藤沢を愛する3人でタッグを組んだ」と声をそろえる。
サーフィンやストリートダンス、スケートボードなど、藤沢が誇れる文化や人々の魅力を伝えられる作品作りを目指している。本白水さんは「スポーツや音楽の分野でも、知る人ぞ知るという人が多い。個性的な出演者たちが藤沢版をインパクトのあるものにしてくれる」と話す。ロケーションにもこだわり、海や江の島、商店街や遊行寺でも撮影を行う予定。「絵になる西高の壁画の前でも撮影してみたい。藤沢の魅力を世界にアピールできるものを作りあげたい」と3人のアイディアは尽きない。
撮影は7月末まで、完成は8月を予定している。
熱意ある出演者
出演者の募集をフェイスブックで呼びかけると、思っていた以上に反響が大きかった。定員80組はわずか2日間で埋まり、撮影場所や演出のアイディアも寄せられた。
江の島で行った撮影では、練習を積み重ね本番に挑んだ出演者の姿勢が印象的だったという。本白水さんは「短い撮影時間だったが、意気込みに感動した。出演者はみな熱意があり、自分自身を表現したいと思っている人が多いと感じている」。
これから撮影を予定している、市内で整体院を経営する浜田直明さんは、「同じ商店街の仲間と出演しようかと考えている。ほんの数秒の映像でもインパクトのあるものにしたい」と意気込んでいる。
約4分の作品には、150人を超える人々が出演する予定。「出演者のそういう気持ちも映像で伝えられたら最高ですね」と3人は抱負を語った。
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