藤沢西部地区防犯協会の研修会が7月16日、済美館で行われた。研修会には、多摩大学の学生防犯パトロール隊「たまパト」も登場。約40人の参加者を前に、振り込め詐欺防止のための寸劇を披露した。
劇中では犯行の実例をもとに、孫や警察官に扮した詐欺の手口を紹介。明るく軽快な調子で時折会場の笑いも誘いながら、「判断や確認の時間を与えない」などの詐欺師のテクニックや、振り込め詐欺を知っていても騙されてしまう高齢者の心理などを実演した。
詐欺師を演じた田畑空音(そらね)さん(2年)は「孫が大切だからこそ、油断は禁物だと実感してもらえれば」、高齢者役の遠間崚生(りょう)さん(1年)は「わかっていても騙される人は多い。日ごろから注意を」と語った。
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