待機児童数が県内最多の258人(4月1日現在)となった藤沢市は8月25日、2015年度までに民間保育施設が市内9カ所に開設され、受け入れ可能な児童数が639人増えると発表した。
これは待機児童解消のために13年度から市が進める「緊急保育対策2カ年計画」に基づくもの。現在の47施設から14年度末までに藤沢地区に2施設(130人)と鵠沼地区に1施設(70人)、15年度6月までには湘南台や明治、湘南大庭地区などに6施設(439人・小規模保育含む)が開設される予定。計画では今回の定員数増加により、15年度には国基準の市内待機児童数が0人になる見込みという。
9月市議会に提出する補正予算案一般会計の補正額26億4454万6千円には、認可保育施設の運営補助等に関する補助費8418万9千円と、来年4月に開設予定の保育施設への整備補助費3807万2千円が計上されている。
市保育課は「年々増えている保育施設の利用希望者に対応するため、施設や受け入れ定員の数だけでなく、誘致する事業者の質も確保しながら計画を進めていきたい」と話した。
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