東海道シンポジウム藤沢宿大会が9月6日、清浄光寺(遊行寺)と藤嶺学園藤沢中学校を会場に開かれ、約2万人が訪れた。
これは、市民主体のイベントとして東海道および宿場の保存伝承を目的に、年に1回、57の宿場のひとつで開催されているもの。藤沢宿大会で27回目となる。
中学校ホールで開かれたシンポジウムは、地元の西富ばやしで幕開け。それぞれの宿場町で引き継がれてきた「旅路の像」が宮宿(名古屋)から手渡された。
その後、慶應義塾大学・中島研究室による「藤沢宿紹介」が行われ、藤沢出身の講談師・一龍斎春水さんによる講演「講談と昔話から覗く藤沢宿」や清浄光寺(遊行寺)・真円上人による法話が行われた。また、22の宿場町の代表が集まり、交流を深めた。
たかまつさんも出演
遊行寺境内では、関連行事として「藤沢宿場まつり」が開催された。会場には宿場町の紹介コーナーをはじめ、藤沢観光名産品の販売、わらじづくりやかごかき、昔遊びなどの体験コーナーも盛況だった。また、相州藤澤凧保存会による大凧も展示された。
ステージには、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに通う、女芸人・たかまつななさんが出演。人気を集めているお嬢様キャラで会場を沸かせた。舞台を降りてからも、励ましの声をかけられたり、サインを求められたりするなどの人気ぶりだった。
たかまつさんは、大学以外の藤沢のイベントで芸を披露するのは初めて。「普段の舞台とは違い、幅広い年齢のお客さんの前でネタを披露できて、良い経験になった」と笑顔で話した。
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