電子機器とソーラーパネルを搭載した「トレーラー」を引き、出発するデルポンテさん
藤沢市と姉妹都市のアメリカ合衆国マイアミビーチ市で芸術活動をするガブリエル・デルポンテさん（39）が自転車で全国を巡る「ブリッジ・ミー・ジャパンプロジェクト」の出発式が９月５日、藤沢市民会館前で行われた。
藤沢から日本全国、約３万Kmの道のりを自転車で移動し、デルポンテさんが各地で出会った人に人生経験などを綴った手紙を書いてもらい、それを次の地の見ず知らずの異世代の人へ運ぶ飛脚旅。世代間の考え方の違いを分かち合ってもらうために、自身が懸け橋となる。俳人の松尾芭蕉が旅した光景に憧れ、日本を選んだという。
当日は鈴木恒夫藤沢市長や、藤沢市民らで結成した「湘南マイアミビーチ市親善協会」の会員が見送った。
デルポンテさんは「皆の協力に感謝。多くの文化に触れ、楽しみたい」と意気込んだ。今後の足取りはＨＰで随時公開され、１年以上かけて藤沢に帰着予定。
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