地域をめぐる参加型謎解きゲーム「エノシマトレジャー」が、2月7日に開幕した。10回目となる今回は、初めて対象エリアを市外に拡大。近隣の7市町を会場に3月31日(火)まで開催される。
「エノシマトレジャー」は、市役所などで配布されている「宝の地図」(参加冊子)に描かれた謎を解き、開催地域を回りながら宝のありかを探す体験イベント。クリアの度合いに応じて、オリジナルグッズや抽選で宿泊券などがもらえる。参加は無料。藤沢市と市観光協会が主催し、江の島島内を主な会場として、2005年度から実施してきた。
10周年を迎えた今回は、新たに湘南地区観光振興協議会も主催として参加。会場を大幅に拡大し、同協議会に加盟する藤沢、鎌倉、茅ヶ崎、平塚、寒川、大磯、二宮の4市3町が舞台となっている。近隣エリア全体を盛り上げ、地域間の観光客の往来を促進する狙いだ。
市観光協会によれば、同イベントは比較的客足の落ち込む冬季に、市内外から観光客を呼び込む目的で始められたもの。当初は約3千人程度だった参加者は年々増加し、近年では2万5千人以上が参加。飲食や土産物の購入などで、地域に約3千万円の経済効果を与えている。同協会は「今回は対象地区が大きく広がったため、一部のエリアだけでもゲームに区切りがつくように工夫を凝らしている。ぜひ気軽に参加してほしい」と語った。
問い合わせは藤沢市観光協会【電話】0466・22・4141へ。
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