藤嶺学園藤沢中学・高等学校(濱谷海八校長)の創立100周年記念式典・祝賀会が5月16日、横浜港の「ぱしふぃっくびいなす」船上で行われ、学校や行政、地元企業の関係者ら約250人が集まった。
冒頭では100年間の歩みを振り返る映像を上映。同学園の川本勝彦理事長があいさつし、地域の支えや協力などへの感謝を表して「歴史とは現在と過去との対話という言葉がある。理想と情熱を持って次なる100年へ」と決意を述べた。
その後、創作能舞舞曲「絆―KIZUNA」を鑑賞。同校生徒とその母親らで結成し、1年前から練習を重ねてきた「100周年記念合唱団」がその歌声を披露した=写真。
船は祝賀会を終えた後、中3生らを乗せて世界遺産の熊野古道へ向け、記念クルーズに出発した。
また、同式典前日の15日には、藤沢市民会館に全校生徒が集まり、「100周年記念創立祭」も開催。大手ハウスメーカーのCM曲などで知られる音楽ユニット「アルケミスト」やピアノ弾き語りのいいくぼさおりさんが登場し、会場を巻き込んだステージで100周年を祝った。
さらに生徒会メンバー3人が「最高の友達、先生に出会えたことに感謝したい。伝統ある襷を先輩から受け継いだことは誇り」と、あいさつ。それぞれが節目を胸に刻んでいた。
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