藤沢と戸塚、保土ケ谷の三宿場連携事業の講演会「旧東海道藤沢宿と江の島の『浮世絵』」が6月6日、藤沢公民館で開かれた。定員の倍に迫る約200人が詰めかける盛況ぶりだった。
これは昨年遊行寺で行われた「東海道シンポジウム」を機に交流が活発化した3つの宿場町が連携をさらに強め、地元を活性化させようと市民グループが開いたもの。当日は鈴木恒夫藤沢市長が登壇し、西富に建設予定の「(仮称)ふじさわ宿交流館」や辻堂神台の「(仮称)藤澤浮世絵館」など、市が進める歴史的財産の保全への取り組みを中心に講話。後半の市職員による講演では、浮世絵の歴史的背景などを中心に話が展開され、参加者はスライドを注視し、メモを取るなどして話に聞き入った。
主催者の一人である西貝成一さんは「市民の歴史への関心の高さを改めて確認できた。今後も計画的に工夫しながら、藤沢の歴史的魅力を発信していくことが必要」と話した。会場では3地区で活動を行う団体が、江戸時代の街並みを再現したジオラマや人々の生活を描いた浮世絵を展示するなど、活動の紹介も行った。
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