藤沢市は6月1日、インターネットでさまざまな地図が閲覧できる「ぐるっとふじさわマップ」(【URL】http://guru-fmap.city.fujisawa.kanagawa.jp/)をリニューアルした。新システムは、操作性などが向上し、ダウンロード機能を追加。IT推進課は「2次利用が可能になり、活用の幅が広がる」と話している。
同サイトは、2011年に津波避難情報の地図をインターネット上で公開するために始まったもの。その後、津波情報だけでなくさまざまな情報が追加されたことなどを受け、利便性の向上を目的にリニューアルされた。新しいシステムは、国立研究開発法人防災科学技術研究所と共同開発した。
公開されているマップは、「津波避難情報」「地域危険度」「液状化危険度」「揺れやすさ」「土砂災害・洪水ハザードマップ」など防災情報に関わるものから、「救急セーフティーステーション・AED」「地産地消」「都市計画情報」「自治会(市全域)」「選挙区」「公共施設」など日常で使用できるものまで幅広い。
同サイトでは、目的地を住所で検索することができ、マップ上の避難所や学校の位置をクリックすると、名称や住所、電話番号が表示されるなど、これまでPDFや紙で公開していた地図と比べ、操作性が向上している。また、スマートフォンやタブレット用のブラウザにも対応し、オープンデータとして地図情報をダウンロードできる新機能を追加した。
同課は「便利に見やすく、活用しやすくなった。防災情報だけでなく教育や観光などにも役立つと思う。地図情報は今後も追加していくので、有益な情報を届けていきたい」と話した。
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