「第18回カナガワビエンナーレ国際児童画展」の表彰式が7月4日、神奈川県立地球市民かながわプラザ=横浜市栄区小菅ヶ谷1の2の1=で開かれ、鵠沼藤が谷在住の赤野間光央君(8)が、日本人では唯一となる大賞を受賞した。
この児童画展は、絵画を通じて世界の子どもたちの夢と想像力を育み、国際交流を深めることを目的に2年に1度開かれているもの。今回は95カ国と2地域、県内から2万6千点を超える応募があり、大賞3点、入選517点が選ばれた。
赤野間君の作品は「歯医者さん」というタイトルで、歯科医の父親が診療室で患者を治療している姿を、茶色の画用紙に水彩絵の具とクレヨンで描いたもの。「ドクターと患者の緊張感が画面大きくいっぱい躍動している」「大胆にユーモラスに描かれていてほほえましい」と評価された。
5歳から絵画教室に通い始めた赤野間君。「いつも仕事で忙しいお父さんを描きたかった」と言い、「大賞はすごく嬉しい」と笑顔を見せた。モデルとなった父親の美光さんは「よく観察していたと感心している。才能を伸ばしてほしい」と話した。
入選作品は8月23日(日)まで同プラザで観覧できる。会場時間は午前10時から午後5時まで。入場は無料。
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