NPO法人地球市民友の会(黒澤宗剛理事長)は8月22日と23日に、高倉の東勝寺で恒例行事「お寺に泊まろう!」を開催した。
8回目を迎えた今年は、藤沢市のほか、鎌倉市や町田市などの小学2年生から5年生までの児童24人が参加。地域の人や文教大学の学生も手伝い、1泊2日の共同生活で交流を深めた。
初日はバーベキューや花火を楽しんだ後、墓が並ぶ寺の周りを歩き、目的の物を持ち帰る肝試しを体験。それぞれが怖がりながらも賑やかに楽しんでいた。
翌日は朝6時から境内や本堂などの清掃をし、同寺の住職でもある黒澤理事長から作法を学んで手作り粥の朝食をとった。その後、坐禅で心を落ち着けた。昼にはすいか割りや流しそうめんなども行われた。
同法人は日ごろ地域に住む外国籍の人を対象にした日本語教室や生活支援を行っている。同行事にも例年、外国籍の子どもの参加が目立ち、日本の子どもたちとの国際交流と相互理解の場としているが、今年は日本人の児童のみだった。
同法人メンバーは「これまでは南米の子どもの参加が多かったが大きくなり、今年は世代交代の時期。日本語教室にはアジア系の子どもが増えてきているのでその子たちが大きくなる2、3年後にはこの行事にも参加するのでは」と話す。また、「日本の子どもたちにとっても、元気な声を上げてのびのびと遊べる場が減る中で、貴重な行事だと思う」と話した。
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