今夏の全国高等学校野球選手権大会を制した東海大相模のエースで、藤沢市在住の小笠原慎之介投手(17)に9月17日、藤沢市から「市生涯学習特別貢献表彰」が贈られた。
家族らとともに市役所を訪れた小笠原投手は鈴木恒夫市長に「ホームランを打ったことが印象的だった。(決勝で仙台育英の)平沢大河選手から見逃し三振を奪った球が自分の中で一番のナイスボールだった」と報告。日本代表として準優勝したU─18ベースボールワールドカップも「良い経験になった」と話し、各大会で手にした金、銀のメダルも披露した。
鈴木市長は「市民に夢と感動を与えてくれた。これからもさらに進化して、よりいっそう我々を楽しませてほしい」と激励した。
また、この日は中学時代に所属していた「湘南ボーイズ」の田代榮夫会長らも同席。「甲子園で優勝した出身選手は初めて。27年間続けてきて良かった。小笠原君に続く子どもを育てたい」と意気込んだ。
小笠原投手は27日(日)から和歌山県で行われる国民体育大会に出場する予定で、「今は国体に全力で臨みたい。野球で人生を終えたいと思っている」と力強く話していた。
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