藤が岡在住の高田美恵さん(34)が10月17日、フローリスト日本一を競う「ジャパンカップ・フラワーデザイン競技会」の神奈川ブロック代表選考会で1位に輝き、来年2月に行われる本大会への出場を決めた。
南藤沢の神中生花店で勤務する高田さんは今回が3度目の選考会挑戦で、全国への進出は初めて。「本当に嬉しい気持ちで一杯」と喜びを語った。
選考会予選の持込み審査では、学んできた小原流生け花の技法を生かして石や木の枝、ハスの根などを使い「和」の要素を取り入れた作品で、11人中6人のファイナリストに選ばれた。
ステージ上のファイナル競技では、与えられた花と資材を使い「花束」と「テーブルデコレーション」の2種目を各30分で制作。「見る人が楽しくなるような作品」をコンセプトに、野バラの枝を大胆に使い、高さや色彩にも変化をつけて動きを表現するなど工夫した2作品を仕上げ、見事1位を勝ち取った。
高田さんは「本戦でひとつでも上の順位を目指したい」と話した。
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