「女坂の花桃のお寺」で知られる用田の日蓮宗「妙龍山 薬王寺」で11月8日、新住職の入寺奉告式が行われ、寺関係者、檀家や信者130人が参加した。
式典は、昨年2月に前住職の青田妙新上人が89歳で亡くなったことを受け、青田隨鐘(ずいしょう)上人(48)が第2世の法燈を継承したことから実施された。法要前には、檀家や信者らの子どもたち12人が華やかな衣装に身を包んで稚児行列を行い、新住職就任に華を添えた。
その後、本堂で法要が厳かに執り行われた。隨鐘上人は「檀家や信者の皆さんの幸せと、地域の信仰の拠点として楽しく集まれる場を目指したい」と話した。
薬王寺は、尾上ハマ尼によって1888年に建立。その後、50年ほど住職不在の状態が続いていたが、前住職が継承。女坂地区の信仰や交流の場となっていた。
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