商議所女性会 活躍の場広げ、四半世紀 細川氏ら招き、盛大に祝う
女性経営者らで構成する藤沢商工会議所女性会(脇屋英子会長/73人)が創立25周年を迎え、11月21日に藤沢商工会館で記念式典と祝賀会が行われた。
式典には会員のほか、同会議所の田中正明会頭や鈴木恒夫藤沢市長、地元選出議員らが出席。脇屋会長が「素晴らしい仲間と協力したり、議論したりする女性会が大好き。それを受け入れる風土がある藤沢も大好き」と語り、「25年前、女性が活躍する日が来るという思いで会を設立した先輩方に感謝し、おごることなく、しなやかでやさしく、人の気持ちが分かるリーダーとして努力していく」とあいさつした。
その後の講演会には、同会メンバーと学友だった縁から、第79代内閣総理大臣細川護煕氏の夫人で、(公財)スペシャルオリンピックス日本の名誉会長を務める、藤沢市出身の細川佳代子氏が登壇。「花も花なれ、人も人なれ―ボランティアの私」をテーマに講演した。 細川氏は2歳の時に「人が喜ぶことはとても嬉しい」と実感して以来、ボランティア活動を実践。海外駐在中に出会った夫・護煕氏に「君の元気と明るさが必要」と言われ、「ボランティア精神でプロポーズを受けてしまった」と話して、会場の笑いを誘った。
また、知的障害者がボランティアとともにトレーニングを重ね、その成果を競う「スペシャルオリンピックス」についても触れ、「一人ひとりが諦めずに頑張ることを評価する大会。知的障害のある人は隠れた個性を自分で発揮することができないが、人の手があれば能力を発揮し、社会で活躍することもできる。みなさんも良き理解者になって」と呼びかけた。
祝賀会では、会員がフラダンスや地唄舞、音楽演奏などを披露。会員が手作りで準備した宴で、和やかに懇談した。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>