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藤沢版 公開:2016年4月29日 エリアトップへ

レディオ湘南開局時から 76歳DJ、長寿番組が20年 鵠沼在住 在津 紀元さん

社会

公開:2016年4月29日

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「ラジオは『感性・感覚・感度』の維持のための重要なツール」と在津さん
「ラジオは『感性・感覚・感度』の維持のための重要なツール」と在津さん

 レディオ湘南が開局20周年を迎え、最年長DJ・在津紀元さん(76)の長寿番組『元祖!ざいつきげんの音楽鍋』も、5月1日(日)で20周年を迎える。

 毎週日曜日の午後8時、マイクに向かったその数は通算1105回にも及ぶ。同世代には最近流行っている音楽を、若い世代には50〜70年代の音楽やラジオの素晴らしさを伝えるべく、世代を超えて楽しめる番組づくりを続けてきた。「リスナーをはじめ、支援者やスタッフに感謝。今後も20年の歴史の重みを心に刻み、より完成度の高いエンターテインメントを目指し、少しでも地域の文化向上に役立てられれば嬉しい」。

親子FM局が原点

 1983年、辻堂の自宅で「親子三人のミニFM局」を開局したのが、マイク人生33年の原点だ。「当時、ミニFM局を作るのが流行ったんだよ。親子でやったら面白いと思って」。試聴エリア約1Kmの手づくり番組『FMつっぱりファミリー局』は13年間続け、息子は、「最年少DJ」として取材されることもあった。

 「自分にとってラジオは、マイクの向こうにいる人々との『知的な遊び道具』。ひとひねりした選曲と提案型の音楽構成で、『ラジオの面白さと音楽の楽しさを共有したい』という一心で、20年間やってきた。この思いは昔から全くぶれていないし、これからも変わらない」と言い切る。

最高齢DJギネス狙う

 「次は、高齢の現役DJとしてギネスに挑戦ですね。年齢を感じさせず『最高齢の現役DJここに在り』と、格好よくアピールできれば」。また、高齢者施設や、さまざまな世代が集まる場に出向く”音楽鍋の出前”も目論んでいる。

 ラジオで人生を豊かに―。使命感を胸に、今日もマイクに向かう。

13年間続けた『FMつっぱりファミリー局』
13年間続けた『FMつっぱりファミリー局』

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