藤沢警察署と藤沢北警察署は4月21日、「藤沢・藤沢北警察署テロ災害対策協力会」を設立した。
今月三重県で開かれるサミット(主要国首脳会議)や2020年の東京五輪、大規模災害の発生などを見据え、官民一体となって国際テロへの警備や減災対策を強化しようと両署が呼びかけたもので、行政のほか、市内の企業や組合など49団体が参加している。
市内は、江の島が東京五輪のセーリング競技会場となり、大会時期が海水浴場開設期間と重なることから、大規模な警備が不可欠。また、大地震発生時、沿岸部には津波発生予測もある。
同日行われた総会では、こうした藤沢が置かれた状況を確認。テロを防ぐには地域の関心の高まりが必要として、参加団体それぞれが日ごろから不審者などに意識を配り、警察と情報を共有することなど、活動の目的を確認した。災害についても自助・共助が減災につながるとし、両署長が「オール藤沢でテロや災害、犯罪、事故に強い藤沢をつくりましょう」と話した。会長には藤沢地区警察官友の会の鈴木勝貴氏が就いた。
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