遠藤在住で、9月にブラジルで開かれるリオデジャネイロ・パラ五輪の自転車競技日本代表に内定した石井雅史選手(43)が5月31日、藤沢市役所を訪問し、決意表明を行った。
現在、藤沢市みらい創造財団の非常勤職員として勤務する石井さん。平塚競輪でプロ選手として活躍していた2001年、ロードワーク中に交通事故に遭い、高次脳機能障害を負って現役を引退した。
リハビリなどを経て、06年からはパラサイクリングに取り組み、以後2度にわたりパラ五輪に出場。08年の北京パラ五輪では金、銀、銅メダルを一つずつ勝ち取るなど、数々の栄冠を手にしてきた。
3度目の大舞台となる今大会では最年長としてキャプテンを務め、長年の経験を生かしてチームをけん引する。
鈴木恒夫市長らの歓迎を受けた石井選手は「今回の大会を盛り上げ、魅力あるパラ五輪にしたい。リオでは(パラサイクリングを始めてからの)10年間の集大成として頑張りたい」と意気込みを語った。
鈴木市長は「市としても応援したい。是非リオでも金メダルを獲って、良い報告をもらえると嬉しい。また、東京パラ五輪への出場も目指してほしい」と激励した。
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