関東を北上した台風9号の影響で22日、藤沢市は引地川と境川の増水による洪水の危険性が高まったとして周辺地域約3万1千世帯計約7万人に避難勧告を発令した。
藤沢市では早朝から大雨と暴風に見舞われ、午前中に数ケ所の道路が冠水などにより通行止めとなった。11時45分、引地川の水位が上昇し洪水の危険性が高まり、長後・湘南台・六会・湘南大庭・善行地区の河川周辺地域1万7074世帯、計4万2126人に避難勧告を発令。
午後になっても強い雨と風は続き、午後3時15分には境川の洪水危険度が高まり、六会・善行・鵠沼・藤沢地区の河川周辺地域1万4023世帯、計2万9315人に避難勧告が出された。午後5時までに住民ら68人が公民館や小学校などに自主避難した。
市危機管理室は「藤沢市内では台風による人的被害はなく、床下浸水1件、道路の冠水8件、車両の水没2件の被害が出ている」と話した。
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