園田さんの指揮で演奏を披露
国際的に活躍する指揮者・園田隆一郎さんを芸術監督に迎えた藤沢市民オペラによる第２弾公演『セミラーミデ』（主催・藤沢市みらい創造財団）が10月30日、藤沢市市民会館で上演された。県内外からオペラファンなど約９００人が詰め掛け、華麗な歌劇を堪能した。
『セミラーミデ』はイタリアの作曲家Ｇ・ロッシーニの最高傑作と言われる演目。同財団によると、譜面のあまりの難解さから日本では演じられる機会が非常に少なかったという。今回「ぜひ挑戦したい」との園田さんの提案を受け、藤沢市合唱連盟、藤沢市民交響楽団との初共演が実現。出演者らは５月から稽古に励み、本番に臨んだ。
喝采を博した公演後、多くの観客から「感動した」「園田さんが芸術監督を務める来年の公演も楽しみ」などの声が聞かれた。
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