(一社)藤沢市薬剤師会(齊藤祐一会長)による「薬と健康の週間イベント」が11月3日、藤沢商工会館で開かれた。
この催しは、医薬品の正しい使い方や薬剤師の役割を知ってもらおうと毎年開かれているもの。今年は「災害時の薬」をテーマに講演を行った。
講師を務めた後藤知良氏は、東日本大震災の被災地で活動を行った薬剤師で、講演ではその経験を語りながら「いざという時は、自分の命、家族の命を守ることが大切。薬はできれば1週間ほど備えができれば安心」とアドバイス。「薬がなくても、お薬手帳など自分が使っている薬が伝えられれば心配いらない」と話した。
この日は、薬剤師による「お薬相談」や、「脳年齢」「血管年齢」の測定なども行われ、参加者が日ごろの健康を考える一日にもなった。同薬剤師会は「多くの方に参加いただいた。地震や津波などの災害は、考えると不安なことが多い。薬剤師として市民の方々の不安を少しでも解消できたら嬉しい」と話していた。
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