藤沢市は11月13日、最大クラスの津波を想定した避難訓練を片瀬、鵠沼、辻堂地区を対象に行い、約3000人が参加した。
訓練は、午前9時に相模湾を震源としたマグニチュード8クラスの大地震が発生し、気象庁が「相模湾・三浦半島」に大津波警報を発令、津波の第一波が10分以内に藤沢市に到達する想定で実施された。
参加者は、防災行政無線で震度6強の地震発生が伝えられると、テーブルの下に隠れるなど、まず身の安全を確保。3分後に大津波警報のサイレンが流れ、自治会・町内会ごとに設定した目標まで避難行動を行った。海浜利用者は護岸やサイクリングロード等までの避難行動を行った。
市は各自治会・町内会と協働して「津波避難経路図」を作成。昨年、初めて実際の訓練を行い、今回が2回目となる。市防災危機管理室は「昨年に比べ、市民の方々がスムーズに避難できていた」と話した。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|