藤沢市指定重要文化財である、常光寺(本町4の5の21)本堂に安置されている木造地蔵菩薩立像の修復作業が完了し、11月24日に特別に公開された。
この像は14世紀中期から後期にかけて製作されたものとされる。桧製の寄木造り、像長91・5cm。普段は一般公開されていないが修復完了に伴い、12月24日(土)午後1時から4時にも一般公開される。
修復箇所は紛失した両手部分の新調や全体的に剥落した漆の塗り直しなどが中心。円光背と呼ばれる飾りも新調され、寄木で組まれた仏像を分解してクリーニングも行われた。市郷土歴史課によると、この仏像は市内に現存する中でも古いもので、鎌倉仏師の伝統的技法が特徴という。
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