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「よし介工芸館」が大賞に 第28回アートビリティで

文化

掲載号:2016年12月16日号

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生き生きとした作品を描いた利用者と職員
生き生きとした作品を描いた利用者と職員

 知的障害者がさまざまな創作活動を行う遠藤の福祉事業所「よし介工芸館」(藤沢育成会運営)が、障害者アーティスト支援事業「第28回アートビリティ大賞選考会」で大賞に選ばれた。長年の功績が認められての受賞となるほか、昨年の日立キャピタル特別賞に続く快挙に、利用者は「とてもうれしい。これからも良い作品をつくりたい」と微笑む。

 「アートビリティ」は、社会福祉法人東京コロニーが「才能に障害はない」を合言葉に、厳正に審査した作品を企業や団体などに貸出しを行う事業。使用料の一部を作家へ還元し、所得に結び付けることで、社会参加を促している。

20年来のブランド確立

 よし介工芸館では、養護学校を卒業した18歳〜80代の利用者が、鉛筆やパステル、筆などを使って「富士山」や「天使」「灯台」「白」「雨の日の散歩」「シーサー」など、それぞれが自由に描写。これらの絵画やイラストを版画の下絵とし、職員が一枚一枚木版に彫り、手摺りで木版画作品として仕上げている。アートビリティ事業には20年以上前から参加し、163点の版画作品が登録。99年にはアサヒビール奨励賞を受賞している。

 その年の「顔」となるべき作家を、大賞作家として選定するアートビリティ大賞。今回、選考委員からは「版画の作者、彫る人が変わっても『よし介工芸館』というブランドが完成している点が団体としての作家性の魅力。コンスタントに応募、登録され、作品数も多い。テーマや配色にも団体のセンスが光る」と高く評価された。また、ショップを併設したアトリエやギャラリーでの絵画や木版画、機織りなどの創作活動や作品展示、30年以上も一枚一枚手作りする「木版画カレンダー」などのグッズ販売なども後押しとなった。

 同館では「素晴らしい才能のある人も多く、面白い作品も多いので、作品の良さや活動について知ってもらうきっかけになれば」と話す。

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