藤沢版 掲載号:2017年1月1日号
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仕事に誇りをもってほしい 湘南看護専門学校 上山 悦代 校長

社会

上山 悦代 校長
上山 悦代 校長
 湘南地域の看護師不足を解消しようと2013年に3年制として新設された「湘南看護専門学校」(大庭)。昨年4月から2代目の校長を務め学生の指導、学校運営にあたっている。「少人数制で温かい雰囲気。一人ひとりの学生が見やすく、とても居心地がいい」と約半年間の印象を話す。

 勤務体制や仕事の責任の重さなどから大変なイメージのある看護師だが、今は就職率が高いということで、「希望者は増えている」という。4年目を迎える同校では、高卒者の入学は減少しているが、社会人や大卒者、男性の入学者は増加傾向。「学生の年齢に幅があり、一人ひとりの動機もさまざま。教えていて、昔と違いちょっと戸惑うこともあるかな」。教師歴30年の長い経験の中でも、この戸惑いは大きいと感じている。

 地域密着を目標にする同校。昨年の夏に地元の小学生親子に学校を解放し看護体験授業を初開催した。「手伝ってくれた学生も先生も楽しそうで、とても充実したイベントになった。少しずつ地域との関わりを増やしていきたい」

女性の自立看護師の道へ

 兵庫県姫路市で生まれ育った。3人兄弟の末っ子。「小さいころからお転婆」で中学校ではバスケットボールに熱中した。高校になると「少しずつ女性の自立について考え始めた」という。「社会が人間を創るというか。そういう時代だった。先生も先輩も女性が社会的地位を確立するにはどうしたらいいのかを話していた」。生徒会で一緒に活動をした先輩が看護学校に進んだことから自身も同じ道を選んだ。

 72年に姫路赤十字病院に就職。23歳で結婚し、76年から厚木市の県総合リハビリテーション病院に就職、同事業団が運営する厚木看護専門学校でも教鞭を振るった。教えることの楽しさに目覚めたのは、実習指導者をしていた頃。教育をもっと知りたいと、教員資格を取得するため進学した。4歳と1歳の子どもを育てながら、昼間は学校勤務、帰って家事と子育て、全部を終えてから夜ひとり机に向かい勉強をした。

 「看護師は、患者に寄り添って相談に乗りながら心のケアをする職種。患者と手を繋ぎ、時に励まし、支え、人を幸せにできる。そんな素晴らしい仕事。使命と責任と誇りをもってほしいと願う」

湘南ナース育成

 昨年初めての卒業生が誕生し、その75%の学生が2市1町(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町)の病院に勤務。離職率の高い最初の3年間のサポートと技術のレベルアップを目指し、研修プログラムも行っている。そのプログラムを修了すると「湘南ナース」という称号が与えられる。「湘南ナースを育て地域に定着して行けるかが私たちの使命。気を引き締めたい」と語った。

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