市内在住の小川希花(きはな)さん(藤沢清流高校1年)が1月21日、アメリカカリフォルニア州で開かれたスケートボード世界大会「VANS GIRLS COMBI POOL CLASSIC 2017」の15歳OVERクラスで準優勝を飾った。
同クラスには世界各国で大会を勝ち抜くなどして出場権を得た13人が参戦。「コンビプール」と呼ばれるボウル状の会場を舞台に1回45秒の持ち時間で3回、縦横無尽に滑走。ターンをしながら跳んだり、会場の淵部分をボードの腹で横滑りしたりするなどの技を思い思いに繰り出し、3人の審査員の平均点で勝敗を決した。
小川さんは力強く、ダイナミックなプレースタイルが持ち味で、初出場した昨年の同クラスでは優勝を果たした。今年は1本目をミス無しで終え、2本目は練習時に1度も成功しなかった難易度の高い技に挑戦。本番でも失敗を続けたが終了間近に成功させた。勢いに乗って最終滑走では「ミラーフリップ」というさらに難しい技に挑んだものの失敗に終わり、ブラジルの強敵に競り負け、準優勝となった。「自分では80点の出来栄え。最後の技さえ決められていれば」と悔しさをにじませる。
目下の目標は国際大会「VANS US OPEN」への出場。学業の傍ら北千住や八王子などへほぼ毎日練習に赴き、生傷が癒える間もなくひたすらに練習を重ね、3年後の東京五輪日本代表も夢見る。
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