湘南台文化センターこども館などを管理している「藤沢市まちづくり協会」が30周年記念事業として8月に公演を予定している演劇「なつのロケット」の記者発表が2月20日、同館プラネタリウムで開かれた。会場にはサポーター役の宇宙飛行士・山崎直子さん、俳優・つるの剛士さんが駆けつけ出演者の子どもたちにエールを送った。
この演劇は、2025年の湘南・藤沢を舞台に、宇宙に行きたくてロケットを手作りする少年少女を描いた物語。一般から募った44人の小学生が出演する。
山崎さんは、ロケットの打ち上げと舞台づくりを重ね合わせ「多くの人とのチームワークがとても大切。協力して出来上がったときの感動はものすごい。みんなで一つのことを作り上げる楽しさを味わってほしい」、つるのさんは「藤沢は南には海、北には広い大地が広がり、見上げると星空も見えるすばらしい場所。藤沢の未来を作ってくれる子どもたちに夢のロケットをたくさん打ち上げてほしい」とメッセージを送った。
同協会は30周年事業を「湘南ビタミンプロジェクト」と名付け、市民主導で様々なイベントの企画を進めている。演劇のほかにも、「宇宙・ロケット」をテーマとしたワークショップやコンサートを行い、WEB動画やラジオで発信していくという。
同協会の遠藤主計(かずえ)理事長は「心から喜んでもらえるような企画を行っていきたい」と意気込みを語った。
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