市内で活動するロータリークラブ2団体が2月22日、しだれ桜1本、将棋盤や駒など10セットをそれぞれ藤沢市に寄贈した。
市民会館に新たな桜を
藤沢北ロータリークラブ(渡邊昭会長)は創設50周年記念事業としてしだれ桜を寄贈した。藤沢市民会館の日本庭園で植栽式を実施。鈴木恒夫市長ら約40人が出席し、桜の成長を祈願した。
市によると、同庭園には約50年前からしだれ桜が植えられていたが、近年、木の腐朽が進み、倒木が懸念されていた。そこで、北RCの名誉会員である鈴木市長が植え替えを提案。古い桜は同クラブメンバーらが協力し、1月に伐採した。
渡邊会長は「植樹したのは被災地仙台から取り寄せた約3mの桜。上手くいけば今春開花する」と語った。
地域の縁側事業に協力
藤沢南ロータリークラブ(小倉惠子会長)は市役所を訪れ、市民が気軽に立ち寄れる居場所づくりを進める「地域の縁側事業」への支援として将棋セットを贈呈した。南RCに所属する栗原義夫市議が藤沢将棋連盟の会長を務めていることから、鈴木市長が「ただ立ち寄るだけでなく、誰もが一層楽しめる居場所をつくりたい」と協力を依頼した。市は今後、同事業を行う事業所に将棋セットを配布するとしている。
小倉会長は「多くの人に利用してもらえると嬉しい。これからも依頼があれば喜んで協力したい」と語った。
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