藤沢の想いを神奈川へvol.4 神奈川県議会議員 市川かずひろ
2月13日から始まりました平成29年第1回神奈川県議会定例会が閉会しました。私は自民党神奈川県議会議員団の政調副会長として、所属委員会である県民スポーツ常任委員会や予算委員会等で県政の諸課題や藤沢市の課題などについて質疑してまいりました。3月9日の予算委員会(総括質疑)で発言の機会をいただきましたので、ご報告申し上げます。
真の共生社会実現へ
障害者支援施設「県立津久井やまゆり園」における大変痛ましい事件を受け、私たちは県とともに「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定しました。この憲章は全国から注目されており、憲章の理念をしっかりと発信し、普及させていかなくてはなりません。県は本年7月26日を含む1週間を「ともに生きる社会推進週間」と定め、様々な媒体を使って普及啓発に努めていくとしています。
私は、憲章の理念にある「だれもがその人らしく暮らすことのできる地域社会」という当たり前の社会を実現していくためには、普及啓発と合わせて、障害の有無にかかわらず、社会に参加できるような社会的環境や制度を整えていくことが重要、つまり、障害者の自立、社会参加の促進、生活の質の向上といった諸施策が目に見える形で進化、充実していかなければならないと指摘いたしました。黒岩知事からは全庁あげて取り組んでいくとの力強い答弁をいただきました。
未病改善の取り組み
「未病」という言葉を知っていますか?県が「未病を治すかながわ宣言」を発表して3年が経ちます。藤沢市にも未病センター(民間企業)が1カ所設置されていますし、未病サポーター、未病を治すかながわ宣言協力活動登録制度に協力いただいている方もいます。
私は、藤沢市が健康寿命日本一を目指して、積極的に健康づくりに取り組んでいますから、県に対して「未病を改善する」取り組みと連携すべきだと言ってまいりました。ただ、県民にどのようなメリットがあるのかを説明しないと、また、市町村に取り組みの中身がしっかりと伝わらないと連携が取れないのではとも指摘いたしました。健康・未病担当局長からは29年度も市町村と連携を図りたいと答弁をいただきました。
これからも藤沢の想いをしっかりと議会の場で発言してまいります。皆様のお声をお寄せください。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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