藤沢総合高校3年生の永瀬椋子さんが3月20日、NPO法人湘南市民ネットワークが企画運営する「わがまちCMコンテスト2016かながわ大会」でグランプリに輝いた。
同コンテストは文化や伝統、町並みなどをテーマにまちの魅力をPRする30秒の映像作品を対象としたもの。今回は県内9市1町から79作品が集まった。
「他の人は知り得ない目線で考えた」という永瀬さんの作品「この町の自転車屋さん」は、綾瀬市で自転車屋を営む実家が舞台。親子3代、約半世紀の間同じ場所で営業してきた歴史を定点カメラで撮影し、表現した。修理を頼みに店を訪れた子どもが、自転車屋の主人と会話をする日常を切り取り、「神奈川県綾瀬市のどこかで」と永瀬さんのナレーションで締めくくる。「表彰式で名前を呼ばれたときは本当に驚いた。技術面などで反省もあり、また出場したい」と話した。
辻堂から優秀賞も
辻堂青少年会館映像制作クラブ所属の清水悠珠さん(明治小6年)と松永彩花さん(羽鳥小5年)、笹井美花さん(辻堂小4年)はチーム「THE辻堂駅100周年Yeah!」として作品「オレの街!!」を出品し、優秀賞に選ばれた。
出演者の清水さんは「古くも新しくもある辻堂らしい景色として駅を選んだ」と話す。撮影担当の松永さんは「30秒の中でうまく収めるのが難しかった」、出演者の笹井さんは「賞を期待してなかったので、とても嬉しかった」と振り返った。
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