片瀬小学校の5年生が4月20日、シドニーのパラリンピックで車椅子バスケの日本代表キャプテンを務めた根木慎志さんと交流し、競技の楽しさを体感し、「夢」や「目標」を持つことの大切さを学んだ。
これは、東京2020パラリンピック競技大会に向け、子どもたちがパラアスリートに触れ、気付きと学びの機会を提供しようと、日本財団パラリンピックサポートセンターが行っている体験型授業「あすチャレ!スクール」。昨年度から全国の小中高校を対象に100を超える学校で開かれており、神奈川県では初めての開催となった。
この日は、5年生147人が授業を受け、代表20人が4チームに分かれ車椅子バスケも体験した。車椅子の扱いが難しく、ぶつかったりしながらも、シュートやパスなど笑顔でプレーしていた。
根木さんは「障害があり、最初はできないことが恥かしいことと思っていた。意識が変わったのは、周囲の支えや応援の声に背中おおされたから」と、子どもたちに他者を応援することの大切さ、スポーツを通じ夢を持つことの素晴らしさを伝えた。
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