藤沢市議会第42代議長に就任した 松下 賢一郎さん 辻堂新町在住 59歳
議会改革に取り組む
○…5月11日に行われた藤沢市議会臨時会で第42代議長に選出された。「副議長時代に取り組んだ議会改革をより進めたい。様々な取り組みがあるのだろうが、テーマとして政策的な条例の立案、制定ができる議会をめざしたい」と新議長としての決意を見せる。「議会の権能を上げるとともに議会事務局の機能も高めていきたい」。議会にとってなくてはならない事務局への期待も寄せる。
○…1999年の市議会議員選挙に公明党から出馬。初当選を果たす。組織から声をかけられ、17年勤めた自動車会社の営業マンから転身、政治の世界へ踏み出した。「少しでも地域の人たちの役に立てば」と走り続け、現在は5期目の任期半ばを迎えている。議会では建設常任委員会委員長や総務常任委員会委員長、副議長など様々な役職を歴任してきた。
○…1958年横浜市生まれ。5歳の時にお隣の茅ヶ崎市に転居した。地元の小中学校を経て鎌倉学園高校に進学。高校はもちろん、神奈川大学でも硬式野球部に所属した。当時のポジションはショート。「私は原辰徳世代」と往年のプロ野球の人気者の名を挙げて笑う。今でもマスターズ大会に選手登録をしていて「昨年は県大会で準優勝をした。今でも母校の鎌学の試合は球場まで応援にいく」と野球の話になると表情が一変する。
○…最近は写真にもはまっている。夕日や花など藤沢の美しい風景を撮り続けている。「フェイスブックの写真を褒められるとうれしくなる」とニッコリ。「ダイヤモンド富士をぜひ撮ってみたい」。妻と2人で暮らす地元辻堂の海岸で、沈む夕日をカメラに納めるのが夢だという。「今年の12月には新庁舎も完成し、9階には新しい議場、そして10階には展望室もできる。きっと眺めはいいはず。ぜひ議会に足を運んで傍聴してほしい。もっと市議会に関心をもってもらえれば」と話を結んだ。
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