藤沢市議会6月定例会が、6月5日に始まった。今定例会では、2017年度一般会計補正予算や名誉市民選定など議案33件、人事案件1件、その他の案件13件が提案された。会期は23日(金)まで。
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今回提出された補正予算案は、一般会計に3億2563万1千円を追加し、総額1531億963万1千円とするもの。内訳の約54%を占めたのは、民生費の待機児童対策の法人立保育所施設整備助成事業費で1億7531万2千円。次いで総務費の9922万9千円で、庁舎等整備費1億5991万円、コールセンター関係費2303万5千円などが追加されたが、辻堂市民センター改築事業費8889万円が減額となった。土木費は5109万円で、片瀬江ノ島駅前広場整備にむけた調査費・江の島地区周辺整備事業費2931万4千円が計上されている。
半額を占める保育所施設への助成事業費は、来年4月からスタートする法人立認可保育所6法人に対して、施設改修費用と建物賃貸料を補助するもの。江の島周辺の整備事業は、2020年の東京五輪までに行う小田急線の片瀬江ノ島駅駅前広場整備の建物調査、用地測量などを行うもの。
また、今年2月に亡くなった市内在住の作曲家・船村徹氏を名誉市民に選定する議案も提出されている。
補正予算などは所管の常任委員会に付託され、審査される。日程は、厚生環境が9日(金)、子ども文教12日(月)、総務が13日(火)、補正予算が14日(水)に開かれる予定。各日午前9時30分から。委員会の傍聴は、市役所新館7階で受け付ける。
最終日の23日には本会議が開かれ、議案の採決などが行われる見通し。
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