建設中の藤沢市役所新庁舎(地上10階地下1階、鉄筋コンクリート造)で6月7日に上棟式が行われ、建物の骨組みとなる柱や梁を組む工事過程が完了した。
新庁舎工事は2015年10月から着工。基礎免震工事後の16年10月からタワークレーンを使った骨組みとなる工事を進めてきた。市によると5月現在でこの工事過程が概ね完了し、低層階から順次、排水や空調などの設備工事や内外装工事に着手している。全体の進捗状況は約64%で、12月13日の竣工に向け、予定通りに進められている。今後は新庁舎前のイベントスペース「市民広場」の工事や植栽、外構工事なども行われ、18年1月4日から供用が開始される予定。
発生土処分先の変更
また市は工事により発生した土約2万5千㎥について、6月市議会定例会で最終的な処分方法の検討結果を公表。当初予定していた湘南海岸で砂浜浸食防止に活用する養浜事業ができなくなり、平塚市の土地区画整理事業区域を処分先とした。運搬費約8200万円を含む処分費、仮設費など総額約1億6千万円を見込んだこの変更手続きを、現在定例会に補正予算として上程している。この補正予算が成立すると、総事業費は約190億円となる。
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