市内在住で藤沢清流高校2年生の小川希花さんが米国で6月9日と10日(現地時間)に開かれたスケートボード大会の女子パークスタイルで3位に入賞。世界最高峰の大会「エックスゲームズ」への出場権を手にした。
プロ選手を中心に18人が出場した同部門。45秒2本の予選で初出場の小川さんはスピードと力を必要とする大技だけでなく、細かな技術を要する小技も積極的に取り入れて縦横無尽に滑走した。「プール状の会場全体を使い、周りの選手がやっていない技を組み入れた」と振り返る。そうしたプレースタイルや作戦が功を奏し、憧れのプロ選手ハンナ・ザンジさんを上回る高得点を記録。2位で決勝へ進んだ。
上位12人が45秒3本で競い合った決勝で、小川さんは珍しく緊張しながらもミスを最小限に抑え、普段通りの伸び伸びとしたプレーでフィニッシュ。3位に選ばれ、エックスゲームズへの出場権を勝ち取った。
「目標だったUSオープンを越えるエックスゲームズへの出場が決まり、信じられないくらい嬉しい。プロ選手の中で今の自分の実力がどこまで通じるか楽しみ」と笑顔で語った。
エックスゲームズの同部門は7月に米国ミネソタ州で開かれる。
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