「鵠沼皇大神宮人形山車」と「盛岩寺・薬師堂」
第２回湘南遺産発表シンポジウムが６月25日、茅ヶ崎市で開かれ、藤沢市から「盛岩寺・薬師堂」と「鵠沼皇大神宮人形山車」が選ばれた。
ＮＰＯ法人湘南遺産プロジェクト（西村智之代表）が湘南で次の世代まで継承したい「モノ」や「コト」を探し、育てていこうと昨年から取り組んでいるプロジェクト。歴史や自然、産業、芸能などのカテゴリーを作り、ネットでなど投票を行った。今年は７件が選定され、最多得票は、大正から平成の３時代にわたって再利用されている木造建築の盛岩寺・薬師堂（１２６７票）、次いで明治中頃に製作された鵠沼皇大神宮人形山車（１１０５票）となった。３位は茅ヶ崎海岸浜降祭（９９８票）という結果だった。以下は、相模国府祭（大磯町）、茅ヶ崎館、ひらつか八幡山の洋館、湘南平からの眺望（平塚市）となった。
西村代表は「７件が選定されて、全てが昨年の最多投票を超える結果になった。湘南遺産を支援してくれた人たちの熱意であり、活動の盛り上がりになっている」と語った。
第１回湘南遺産では、藤沢市から旧モーガン邸や湯立神楽、など９件が選定されている。
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