体操競技の全国高等学校総合体育大会神奈川県最終予選会が6月18日、県立体育センターで開催され、藤沢翔陵高校体操競技部が初の団体総合優勝を果たした。
大会は5月に開かれた県予選会での上位8チームが出場。技の美しさや技術の高さを競った。
同部から出場したのは、キャプテンを務める岡田空知(そらち)さん(3年)をはじめ、小山田卓馬さん(3年)、吉原諒真さん(1年)、小田歩夢(あゆむ)さん(1年)。各自が床、あん馬など6種目に臨んだ。
緊張感が漂う中、本番の舞台に立った選手たち。跳馬では岡田さんと小田さんが、伸身で後方に2回宙返りし、さらに体を2回ひねる高難度の技「アカピアン」を成功させ、高得点を獲得した。つり輪ではE難度「中水平」に成功した小山田さん、床では体のひねりを駆使し、ミスのない演技を披露した吉原さんが、それぞれ種目別で最高順位に輝き、チームに貢献した。
同部顧問の佐々木彰文教諭によると、団体総合優勝を知った瞬間、選手たちは互いに手を取り合い、喜びを爆発させたという。同部は8月2日(水)から山形県で行われる全国大会に臨む。
今年、関東大会進出を懸けた予選会で敗北を喫した同部。その悔しさをバネに、午後9時30分まで稽古を繰り返すなど、練習に一層力を入れた。岡田さんは「練習で腰を怪我し、本番は不安ばかりだった。体調は良くなかったが、優勝できて嬉しい。全国大会ではこれまで以上に良い演技をしたい」と意欲を示した。
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