市と市民が連携し、村岡地区のまちづくり促進を目指す「村岡地区郷土づくり推進会議」は、同地区の歴史や史跡を紹介するガイドブック「むらおか歴史の道」の改訂版を製作、発行した。同冊子の改訂は6年ぶり。
新たな冊子はA2判、オールカラー。旧ガイドブックに比べ、掲載する史跡などの情報量を拡大したほか、より小さく折りたたみ、持ち運びがしやすくなるよう工夫を凝らした。また、裏面には同地区の大きな地図をイラスト入りで表示している。
製作したのは、同会議内の「ふれあい部会」に所属する市民8人。同部会の菅井辰夫部会長によると、旧冊子で紹介している川名御霊神社などの史跡17カ所に加え、改訂版では新たに市内の公園として最も高い標高67mにある本在寺公園などを追加した。
また渡内の天嶽院付近で発見され、1975年から2度にわたる調査で採集されたナウマンゾウの骨の発掘現場などの情報も加えた。
同部会は2015年ごろから、「より読みやすい冊子を作り、さらに多くの人に地域の歴史に親しんでもらいたい」と改訂を企画。メンバーが地区内の史跡を巡り、撮影した写真などを掲載した。
冊子は1000部発行。村岡公民館に設置しており、無料で入手できる。問い合わせは、同公民館【電話】0466・23・0634へ。
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