湘南高校少林寺同好会所属の金子佑哉さん(1年・二段)が8月5日から7日に宮城県で開かれるインターハイ男子単独演武部門に出場する。
金子さんは6月17日に藤沢翔陵高校で開かれた「神奈川県最終選考会」に出場し、1分から1分15秒までの持ち時間の中で、「投げ」や「突き」「基本動作」など6構成の演武を行った。気合や見栄え、「運歩法」と呼ばれる足運びなど10項目を5人の審判によって採点され、中3人の合計点、261点を獲得。1位にわずか2点及ばず、2位でインターハイ出場権を手にした。
憧れはジャッキーチェン
湘南高校では、中学から続けている陸上競技部に所属し、2足のわらじをはく金子さん。少林寺拳法は「偶然テレビで観た、コミカルで強いアクションスター・ジャッキーチェンさんに憧れ、幼稚園の年中から始めた」という。高校では学校単位でのみ出場が許されているインターハイの舞台に立つため、学校へ掛け合って少林寺同好会を設立。現在は金子さん1人が所属し、稽古は川崎市内の自宅近くにある道場「川崎柿生道院」で週に3日ほど行っている。
例年のインターハイでは高学年の選手が活躍していることが多く、昨年の準決勝に残った1年生は1人のみ。今年もレベルの高い競争が予想される。
初出場の金子さんは「体力がないため、途中で息切れをしないように気を付け、キレのある演武を最後までやり遂げ、優勝を目指す。そのためにさらに稽古を積んで大会当日を迎えたい」と意気込んだ。
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