藤沢市薬剤師会(齊藤祐一会長)による「こども薬剤師体験教室」が8月20日、藤沢商工会館ミナパークで開かれ、小学生と保護者34人が参加した。
同教室は、市内の子どもたちに薬局や薬剤師の仕事を身近に感じてもらおうと、毎年行っているもの。
当日は、白衣に身を包んだ小学生が、薬剤師に教わりながら業務を体験。薬に見立てたラムネやチョコレートを使って、軟膏や水剤作り、粉薬の分包など調剤作業を行った。また、処方せんの受け付けや服薬指導などにも触れ、薬に関する三択クイズも行った。
子どもたちからは「いろいろな体験ができて楽しかった」「将来、薬剤師になってみたい」といった声が聞かれた。
齊藤会長は「薬剤師が普段どんなことをしているのか体験してもらい、知ってもらうことは大切。こういったイベントを通じて、子どもと保護者の方にも薬の適切な理解を進めて行きたい」と話した。
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