「第45回関東中学校陸上競技大会」が8月7、8日に栃木県総合運動公園で開催され、秋葉台中学校陸上部の岡泰我さん(3年)が四種競技で、初出場初優勝を果たした。
四種競技とは、個人で110mハードル走、砲丸投げ、走り高跳び、400m走の4種に臨み、総合成績を競う種目。大会では各地から強豪選手16人が集い、2種ずつ2日間に渡ってしのぎを削った。
7月の県大会を1位で突破し、同大会への出場権を勝ち取った岡さん。緊張の中で迎えた初日、1種目のハードル走では日ごろ鍛え上げた脚力を発揮し、14秒97の快走を見せて1位を獲得した。勢いに乗り、2日目の走り高跳びで177cmをクリアして2位タイ。この2種目での好成績が総合点を押し上げ、計2665点で総合1位の座を手にした。「2位とはわずか7点差だった。優勝が分かった瞬間、とても嬉しかった」と喜びを語る。
頂点に立った岡さんだが、実は大会前日、急な体調不良に陥っていた。熱中症が要因となり、急性胃腸炎を発症。猛烈な痛みに襲われ、急遽病院での治療を受け、「大会当日には何とか治して試合に臨んだ」と振り返る。
少年野球の経験者である岡さんは「走ったり、投げたりするのが好き」で中1から陸上競技を始めた。週6日の練習をこなして成長を遂げ、2年生のときに市内の大会で4度にわたり優勝。今年8月20、21日に出場した全国大会では4位入賞を果たし、実力の高さを見せつけた。今後の目標は「高校進学後も陸上を続けたい。いつかオリンピックに出たい」と語った。
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