神奈川県と協働で水源林の保全活動に取り組んでいる(株)荏原製作所は9月21日、県から感謝状が授与された。県庁で行われた贈呈式には、藤沢事業所長の白樫充彦さんが参加し、黒岩祐治県知事から感謝状を受け取った。
県は森林の豊かな恵みを次世代に引き継ぐため、5年間の「森林再生パートナー制度」を実施している。
荏原製作所は社会貢献活動の一環として、2007年度から同制度に参加。今回は、17年度以降も5年間の活動の継続と、森林整備などに充てられる費用300万円(年間60万円)の寄附を申し出たことから、感謝状の贈呈に至った。
社員が間伐作業など
同社では毎年、夏休み中の週末に、社員やその家族が間伐作業などを実施。次世代を担う子どもたちにも自然の大切さを知ってもらおうと、自然観察や木工作業など、様々なカリキュラムを用意して保全活動に励んでいる。参加者からは「自然観察の中での水源林の役割と大切さの説明は、とても分りやすかった」「たくさんのことを学べる」などの感想が上がるという。
感謝状を受けて同社は、「神奈川の水を育む森林再生に取り組む『かながわ森林再生50年構想』の趣旨に賛同し、森林再生パートナーとして、自然環境の未来を『守り』、『築く』会社として、今後も県の取り組みを支援していきたい」と話している。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|