地域住民の居場所づくりに向けて、藤沢市は2014年から「地域の縁側」と呼ぶ交流施設の整備を進めている。
今月、鵠沼地区で初となる施設「鵠沼藤が谷みんなの縁側」(鵠沼藤が谷2の11の32)が開所し、5日にオープニングセレモニーが行われた。
同施設は、市民の家を利用し、週に3日(火・水・木曜日、午前10時から午後4時)開業する。運営は地域住民有志らが務め、映画鑑賞会や囲碁将棋など、大人も子どもも楽しめるイベントなどで交流を図っていく予定だ。毎日入れたてのコーヒーを提供することが特徴だという。
開所式には、鈴木恒夫藤沢市長をはじめ、鵠沼地区郷土づくり推進会議の長瀬輝行議長、ニコニコ自治会の服部隆二会長ら関係者が出席し、オープンを祝った。あいさつに立った運営者の大崎保則さんは、施設開所までの苦労などを話し、「地域住民が通いやすい、だれもが気軽に立ち寄れるサロンにしていきたい」と抱負を語った。
「地域の縁側」は、現在、市内の33カ所で事業が行われている。それぞれ地域住民らが運営を行い、高齢者の外出機会や交流の促進、認知症予防、異世代交流、地域ネットワークづくりを行っている。市は市内40カ所を目標に今後も整備を進めて行く予定。
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