表層地盤が怖い! 防災パート2 揺れやすさマップの改定を!
先日視察した防災科研が熊本地震の結果やメカニズムを精査したところ、「表層地盤」が多大な影響を及ぼしていることが判明しました。
同じ地域・町内でも大きく揺れた地点と揺れづらかった地点の差が2倍近くであったそうです。
地表から約10メートルの表層地盤が水分を含む軟弱な粘土層地盤で、そこに短周波の地震が発生した際の木造建築物への揺れは、今までの想定をはるかに超え、震度6が7になることもあるとの事です。
表層地盤が、いわゆるプリンの役割をして、揺れを増幅させるという事です。
そして藤沢市も、表層地盤が悪く、熊本県益城町と同様揺れが強まる地域が集中していることが判明したのであります。
私は、リスク評価の見直しと、どういった地盤リスクにさらされているのか、震災に備える施策構築について市議会で一般質問いたしました。
本市は、防災科研と連携して表層地盤等の最新の科学的なデータを用い、地震波の周期別に危険度を想定、また木造や鉄骨造などの建物構造種別に応じた建物被害想定を加味、更には地盤の3次元CGなども取り入れた、藤沢市独自で精度の高い藤沢型モデルの揺れやすさマップ等を作成して市民に周知していくべきと思います。
これからも宮戸みつるは、市民の安全安心、攻めの防災施策の構築をしてまいります。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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