藤沢市医師会(鈴木紳一郎会長)が主催する「第12回藤沢の医療を考える集い」が11月29日(水)、藤沢市民会館小ホールで開かれる。今年は「共に考えよう『タバコと健康』」を主題に、市内の医師らがタバコの危険性から、禁煙、受動喫煙対策などを話す。実行委員会の山田峰彦医師に話を聞いた。
―「藤沢の医療を考える集い」は、今年で12回目を迎えました。
藤沢市医師会は、市内の医師らで構成されている団体です。この催しは、医師から市民の方々へ最新情報を発信しながら、お喋りをするように共に医療を考えようと始まりました。
―今年は「タバコと健康」がメインテーマですね。
これまで、がん予防や在宅医療、認知症予防などのテーマがありましたが、「タバコ」は初めてのテーマです。最近では、喫煙の危険性、受動喫煙のリスクもよく耳にします。実際に、喫煙は、がんを含めて、脳卒中、心筋梗塞、骨粗しょう症など様々な病気を引き起こします。ある調査では、喫煙者と非喫煙者では健康寿命が10年違うという結果も出ています。
当日は、そうした病気のリスクを訴えるだけでなく、タバコを止める方法、子どもたちを守る対策、藤沢市の五輪へ向けた取り組みなど、タバコを吸う人にも吸わない人にも興味深い話になると思います。さらにディスカッションでは実際に禁煙に成功した方の体験やレストランでの取り組みも発言していただく予定です。ぜひ足をお運び下さい。
―医師会の取り組みについて教えて下さい。
藤沢市医師会は、10年以上前から禁煙運動推進委員会を立ち上げ、講演会や啓発活動など市内の禁煙推進に取り組んでいます。
市民の方々が健康で長生きするには、どうすればいいのかを考え、行政や関係団体、市民の方々とともに藤沢が「健康寿命日本一」となるように、さらに邁進していきます。
「藤沢の医療を考える集い」への問い合わせは藤沢市医師会【電話】0466・22・3041へ。
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